中絶手術と麻酔

中絶手術と麻酔

中絶手術と麻酔について

妊娠中絶手術は、必ず麻酔を使用した上で行ないます。

 

妊娠初期・中期に関わらず、麻酔を用いずに手術を行なうことは断じてありません。

 

特に全身麻酔であれば、意識がない状態になりますから、手術中に痛みを感じることはないでしょう。

 

ただし、中絶手術の際に行う麻酔には2種類の方法があります。

 

ひとつは全身麻酔、もうひとつは局所麻酔です。

 

今回は、妊娠中絶手術に用いられる、全身麻酔と局所麻酔の違いを説明していきます。

 

中絶手術の全身麻酔

全身麻酔は中絶手術の主流です。ほとんどのクリニックが全身麻酔で手術を行なっています。

 

5分〜10分程度で完了する妊娠初期の手術であっても、全身麻酔を勧められます。

 

(1)全身麻酔の利点

全身麻酔の利点は「意識がないうちに手術が終わっていること」です。

 

手術中の物音や器具が稼動する音などを聞かずに済むため、罪悪感や恐怖心を薄れさせることができます。

 

また、万が一、手術が長引いたり、他の部位が痛んだとしても、全身麻酔であれば痛みを感じることがありません。

 

(2)全身麻酔のデメリット

全身麻酔のデメリットは、2つあります。

 

ひとつめは、手術当日は絶飲絶食しなければいけないこと。

 

もうひとつは、手術後に約2時間ほど、麻酔が切れるのを待たなければいけないことです。

 

中絶手術の局所麻酔

中絶手術の局所麻酔はあまり用いられない方法です。

 

希望すれば対応してくれる病院もありますが、全身麻酔でしか手術を行なわない病院もあります。

 

(1)局所麻酔の利点

中絶手術の局所麻酔は、下半身の感覚を麻痺させる半身麻酔です。尾骨や背中の真ん中に注射を打ちます。

 

全身麻酔よりも医療事故などのリスクが低く、短時間で手術を終わらせることができます。

 

(2)局所麻酔のデメリット

局所麻酔は麻酔が効いている部分が限定されるため、もしも麻酔が効いていない部分に痛みが発生した場合、緩和することができません。

 

また、意識もはっきりしているため、人によっては恐怖を感じるでしょう。

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