中絶手術の後遺症

中絶手術の後遺症

中絶手術の後遺症について

中絶手術を行なうことで、確実に不妊になるということはありません。

 

手術が上手くいけば、問題なく妊娠・出産を行なうことができます。

 

ただし、手術そのものにリスクがあることは覚えておきましょう。

 

中絶手術の身体的後遺症

(1)アッシャーマン症候群

何度も中絶手術を繰り返していると、子宮内部の壁が癒着を起こしてしまい、不妊症を誘発する可能性があります。

 

これは妊娠初期の中絶手術が、器具を使って妊娠組織を掻き出す方法であるためです。

 

子宮内の筋肉が何度も削られることになり、その都度、再生されるため、癒着を起こすリスクが高まります。

 

(2)感染症

中絶手術後に起こる可能性がある症状のひとつとして、感染症が挙げられます。

 

中絶手術の感染症は、重症化しにくいと言われていますが、将来的に後遺症となる可能性はじゅうぶんにあります。

 

中絶手術後の感染症にかかると、子宮外妊娠が起こる可能性が5〜8倍に高まるといわれています。

 

(3)子宮頸部の裂傷

子宮頸部は子宮の入り口です。妊娠初期・中期を問わず、中絶手術を行う際には、この部位を器具で押し広げる必要があります。

 

その際に裂傷が起きてしまうと、将来、早産や流産といった妊娠トラブルを抱える原因となります。

 

中絶手術前にエコーを見せてもらえない理由

中絶手術前には必ずエコー検査を行ないます。

 

しかし、このときのエコー映像を患者に見せる病院は少ないでしょう。

 

これも後遺症を防ぐためです。

 

中絶手術は身体的な後遺症よりも、心的な後遺症に悩む人が多いといわれています。

 

どんな事情があっても、中絶手術を行なった後には、「自分のお腹の中にいる命を産むことができなかった」という重圧が心に圧し掛かってきます。

 

病院側が患者に対して、エコー写真やエコー映像を見せないのは、そういった心の後遺症を防ぐためです。

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