未成年の中絶

未成年の中絶

未成年の中絶について

未成年の中絶手術で、もっとも問題となるのが同意書の提示です。

 

特に、親の同意書に頭を悩ませる未成年者は少なくありません。

 

妊娠したことを親に覚られたくないために、中絶の判断が遅れてしまい、手術のリスクを高めることになるケースも多く、刻一刻と中絶期限が迫ってくるのに、誰にも打ち明けられない、と追い詰められている未成年者もいます。

 

そこで、今回は未成年の中絶と同意書について、詳しく説明していきたいと思います。

 

未成年の中絶に必要な同意書

(1)親の同意書は法的には不要

未成年者の中絶に親の同意書が必要である、という法律は存在しません。

 

未成年者であっても、成人であっても、母体保護法において必要であると記されているのは、相手の同意書のみです。

 

ただし、法律ではなく病院の規定として、親の同意書を求められる場合がほとんどです。

 

これは中絶そのものに必要なわけではなく、手術中に何らかのトラブルが起きた場合に備えてのものです。

 

(2)相手も未成年である場合

相手男性が未成年である場合、相手男性の親の同意書も必要となる場合があります。

 

(3)相手が不明である場合

相手男性と連絡が取れないときや、相手男性の行方がわからないときは、法律によって、相手男性の同意書がなくても、中絶手術を受けられると定められています。

 

相手男性が死亡している場合や、レイプなどの性犯罪被害に遭った場合も同様に、相手男性の同意書は必要ありません。

 

まずは「相手と連絡が取れない」という旨を病院に申告してみましょう。

 

病院によっては18歳以下が未成年

未成年は法律的には20歳未満の男女を指します。

 

しかし、親の同意書を求める取り決めは、病院が提示している規定ですので、必ずしも20歳以上と決められているわけではありません。

 

病院によっては、18歳以上であれば親の同意書なしで中絶を行なっている場合もあります。