中絶手術の前処置

中絶手術の前処置

中絶手術の前処置について

中絶手術の際には、準備が必要となります。

 

特に中期中絶の場合、薬で人工的に陣痛を起こすため、前処置を行なわなければいけません。

 

今回は中絶手術の前処置について、説明していきます。

 

人工妊娠中絶の前処理

(1)初期中絶の前処置

初期中絶の場合、前処置として子宮頚管という子宮の入り口を広げる処置を行ないます。

 

この処置は手術の前日に行なわれるのが一般的です。

 

方法はクスコと呼ばれる器具を膣内に挿入し、先端についたスポンジで子宮の入り口を広げていきます。

 

痛みを感じる人も多く、鎮痛剤が処方されるのが一般的です。

 

(2)中期中絶の前処置

中期中絶では通常の分娩と同じように、陣痛を起こして堕胎を行ないます。

 

初期中絶と同じように、子宮口を広げる前処置が行なわれ、ラミナリアという器具が使われるのが一般的です。

 

ラミナリアは海藻を原料にした道具で、細い棒状の形をしています。

 

水分を吸って膨張するため、体内で徐々に膨らんでいき、このことによって妊娠組織を体外へと排出しやすくします。

 

なお、中期中絶の前処置にはかなりの痛みを伴います。日数も初期中絶より長い傾向があり、出産経験がない場合、2日かけて前処置を行なうこともあります。

 

(3)中絶手術に掛かる時間

中絶手術は手術そのものよりも、前処置に時間が掛かることがほとんどです。

 

特に中期中絶の場合、前処置のために入院しなければならず、退院までに最低でも3日以上は掛かるでしょう。

 

初期中絶の場合は、入院する必要はありません。病院で前処置を行なったあと、帰宅することができます。

 

ただし、子宮口を広げる際の痛みが激しく、前日の晩に眠れないことも多いのが実情です。

 

初期中絶であっても、中絶手術に掛かる時間は3日以上と考えておきましょう。

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