中絶費用は男が払うべきなのか

中絶費用は男が払うべきなのか

中絶費用は男が払うべきなのか

中絶は女性だけの問題ではありません。男性も中絶という行為の当事者です。

 

しかし、男性が中絶費用を全額負担することは当然なのでしょうか?

 

今回は法律の面から中絶費用の分担について、説明していきます。

 

中絶費用は男が払うべきなのか

(1)中絶費用に関する世論

中絶費用は男性が全額負担するべきだという声が、一般的な世論です。

 

理由は「「女性は体を傷つけて中絶を行なわなくてはならない」とぃうものが一般的で、この考えに頷く女性も多いでしょう。

 

しかし、中絶費用を男性が全額負担する必要はないのです。

 

(2)弁護士の判断

弁護士の間では、中絶手術の料金は男女折半でというのが一般的です。

 

ただし、男性が中絶費用を支払わなければいけないという法律は存在しません。

 

裁判で争う場合、精神的苦痛に対する慰謝料として、請求することになります。

 

多くの場合、示談で折半にするという形になります。

 

よって、よほどの決意がない限り、半分以上の金額を男性から取るのは難しいでしょう。

 

(3)中絶費用の全額負担を裁判で争う場合

精神的苦痛に対する慰謝料と言う形で、中絶費用と裁判にかかったお金を全て男性に請求できた判例も存在しています。

 

ただし、これはあくまでも、女性に落ち度がない時の裁判です。

 

相手男性と不倫関係にあり、パートナーに配偶者がいる場合、配偶者の妻から、逆に慰謝料を請求される可能性もありますので、注意しておきましょう。

 

合意の上の性行為でない場合

合意の上ではない性行為は、犯罪行為にあたるため、弁護士ではなく警察に訴えたほうが、迅速に中絶費用を補えることがあります。

 

性犯罪被害者の人工妊娠中絶を公費で負担するというもので、警察から支払われるため、返済の義務もありません。未成年の被害者も同様です。

 

レイプ被害に遭った場合は独力で解決するよりも、警察を頼りましょう。